つる性植物の巻きひげって、本当に必要?って思ったこと、ありませんか?結論から言うと、巻きひげは植物が上に伸びるための「命綱」であり、同時にトラブルの元にもなるんです。あなたがベランダや庭で育てているゴーヤーやスイートピー、あのクルクルした器官がまさに巻きひげ。これがあるおかげで、植物は壁やトレリスをよじ登り、狭いスペースでも縦に成長して場所を節約できる。でもその一方で、隣の植物に絡みついたり、家の外壁を傷めたりする厄介者でもある。私は10年以上、家庭菜園と庭づくりをやってきて、巻きひげと上手く付き合うコツを痛感してきました。この記事では、巻きひげの役割や除去すべきタイミング、安全な取り除き方を、実体験を交えてお伝えします。まずは「巻きひげって何のためにあるの?」という疑問に、ズバリお答えしますね。
E.g. :ヒマラヤンランタンの育て方|珍しい花を咲かせるコツ
- 1、巻きひげって、そもそも何のためにあるの?
- 2、巻きひげ、本当に取り除くべきなの?
- 3、巻きひげを安全に取り除く方法——実践ステップ
- 4、【実体験】巻きひげとの付き合い方——あるある失敗談
- 5、巻きひげと病害虫——意外な関係
- 6、巻きひげを活かすアイデア——取り除くだけが正解じゃない
- 7、巻きひげの進化的な意味——なぜ植物は「自力で立たない」道を選んだのか
- 8、巻きひげを「化学的に」取り除く方法——環境に優しい選択肢
- 9、巻きひげの剪定に「最適な道具」と「あると便利なグッズ」
- 10、巻きひげと「家の構造」——知っておきたいリスクと対策
- 11、FAQs
巻きひげって、そもそも何のためにあるの?
「植物の指」とも呼ばれる不思議な器官
つる性植物が壁やフェンスをよじ登っていく様子って、見ていて不思議ですよね。あのクルクルと巻き付く器官こそが「巻きひげ」です。簡単に言えば、植物が自力で上に伸びていくための「命綱」みたいなもの。あなたの家のベランダや庭で、パッションフラワーやエンドウ豆がぐんぐん伸びていく様子を見たことがあると思いますが、あの動きを支えているのがこの巻きひげなんです。
巻きひげには主に2種類あります。1つ目は「茎から直接出てくるタイプ」で、ブドウやパッションフラワーが代表的。もう1つは「葉っぱが変化したタイプ」で、スイートピーやエンドウ豆がこれにあたります。茎から生えるものは文字通り茎の一部、葉から生えるものは葉の一部が変形したもの。どちらも役割は同じで、つる性植物が高く、遠くへと成長するための足場を確保することです。まるでロッククライマーが岩壁に手と足をかけるように、巻きひげは周りのものをしっかりとつかんで、植物全体を支えるんですよ。この仕組みを知ると、庭で見かけるつる植物の見方が変わってきませんか?
巻きひげが動く仕組み——「触る」から「巻く」まで
スイートピーの巻きひげが、まるで生きているみたいにヒョイヒョイと動いて、支柱に絡みつくところを見たことがありますか?あれ、じつは「触接触屈性(しょくしょくせつくっせい)」っていう科学的な反応なんです。難しい言葉に聞こえるけど、要するに「触れたものに反応して曲がる」性質のこと。
この反応は思っているよりずっと速くて、触れてから数分から数時間以内に巻き始めると言われています。例えば、あなたが庭に立てた竹竿やトレリスに、朝方まで真っすぐだった巻きひげが夕方にはしっかり巻き付いている——そんな経験、ありませんか?巻きひげの先端は「触覚」のような役割をしていて、周囲をぐるぐると回りながら感触を探ります。そして何かに触れると、その部分の細胞が収縮して、ぐるりと巻き付くんです。この力はかなり強くて、一度巻き付いたら簡単には外れません。実際に私も、ミニトマトの支柱に絡まったスイートピーの巻きひげを外そうとして、うっかり茎を傷つけてしまったことがあります。「こんな細いものに負けるか」と思っても、巻きひげの締め付け力は侮れないんですよ。
巻きひげ、本当に取り除くべきなの?
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巻きひげが引き起こす「思わぬトラブル」
「つる植物って綺麗だから、壁一面に這わせたい!」って思う人、結構多いんですよね。でも、ここで一つ注意したいのが、巻きひげが家の外壁に与えるダメージです。特にアイビーやツタのような植物は、巻きひげを壁の隙間にグイグイと差し込みながら成長していく。これが、サイディングやモルタルのひび割れの原因になることがあるんです。
実際に、知り合いの家で起きた話をしましょう。彼の家は築15年のモルタル壁で、北側一面にツタを這わせていました。「涼しげでいい感じ」と自慢していたんですが、ある年の台風の後、壁に大きなひび割れを発見。調べてみると、ツタの巻きひげがモルタルの小さなひびに入り込み、成長するにつれてその隙間を広げていたんですね。修理には軽く10万円以上かかったそうです。だからといって、植物を無理に引きはがすのも逆効果。生きたまま引っ張ると、塗装ごと剥がれてしまうケースも多い。壁に這わせたいなら、最初からトレリスやワイヤーなどの専用の支持体を設置するのが絶対におすすめです。
家庭菜園での「巻きひげ問題」
庭で野菜を育てている人にとって、巻きひげは時に「やっかいもの」になります。例えば、キュウリやゴーヤーのつるが、隣のトマトの茎に絡みついてしまうこと、ありませんか?最初は「自然のアーチで素敵だな」なんて思うんですが、数日後にはトマトの茎が締め付けられて、成長が止まってしまうこともあるんですよ。
これは結構深刻な問題で、特に混植している家庭菜園ではよく起こります。私の知る限り、約30〜40%の家庭菜園経験者が、何らかの「巻きひげによる隣接植物被害」を経験しているという調査結果もあります(ある園芸協会の報告による)。対策としては、こまめな見回りと、絡まりそうな巻きひげをカットすること。ただし、切りすぎると植物が弱るので、最低限の本数は残しておくのがコツです。私はいつも「必要な分だけ残して、余計なものは切る」というルールでやっています。具体的には、支柱に絡んでいる巻きひげはそのままにして、空中でブラブラしているものや、他の植物に向かって伸びているものだけを摘み取る。そうすることで、植物も元気に育ちます。
巻きひげを安全に取り除く方法——実践ステップ
まずは植物を「殺す」ことから始める
壁に絡みついたツタやヘデラを取り除きたいなら、いきなり引っ張るのは絶対にダメ。まずやるべきことは、植物を根元から切り離して、枯らすことです。生きたまま無理に剥がすと、壁の表面を大きく傷つけます。
具体的な手順を説明しますね。まず、地面近くの根元をノコギリや剪定バサミで切断します。これで地上部分への水と栄養の供給がストップします。次に、壁に沿って伸びているツルを、30cm四方(約12インチ×12インチ)のマス目状にカットしていきます。縦横に切り込みを入れて、グリッド(格子)状にするイメージです。こうすることで、乾燥が均等に進み、後で剥がしやすくなります。この状態で2〜4週間、完全に枯れるまで待ちます。枯れた巻きひげは茶色くなって縮み、壁から自然に浮いてきます。そこでそっと手で剥がせば、壁へのダメージは最小限に抑えられます。もし剥がすときに抵抗があれば、まだ乾燥が足りない証拠。焦らずにもう1〜2週間待ちましょう。
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巻きひげが引き起こす「思わぬトラブル」
壁の素材によって、巻きひげの除去方法は微妙に変わるんです。例えば、レンガ壁は比較的丈夫なので、枯れた巻きひげをブラシでこすり落とすこともできます。でも、モルタル壁やスタッコ(左官壁)は非常にデリケートで、少しの力で表面が欠けてしまうことがあります。
ここで、壁材ごとのリスクと対策を比較してみましょう。
| 壁材の種類 | 巻きひげのダメージリスク | 推奨される除去方法 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| レンガ | 比較的低い。目地に侵入するとひび割れの原因に。 | 枯れた後、硬いブラシで擦る。 | 目地部分は丁寧に扱う。 |
| モルタル・スタッコ | 非常に高い。巻きひげが侵入しやすく、剥離のリスク大。 | 完全に枯らした後、手でゆっくり剥がす。 | 引っ張らない。乾燥を十分に待つ。 |
| 木製サイディング | 中程度。塗装が剥がれることが多い。 | 枯れた後、ヘラやスクレーパーで優しくこそげ取る。 | 塗装の補修がほぼ必須。 |
| コンクリート | 比較的低い。表面がざらざらの場合、絡みつきやすい。 | 高圧洗浄機で流すのも効果的。 | 水圧が強すぎるとコンクリート表面を傷める。 |
この表を見れば分かる通り、家の壁に植物を這わせるなら、事前に壁材をよく確認するのが鉄則です。私の家はモルタル壁なので、絶対にツタ類は這わせないようにしています。その代わり、壁から少し離してトレリスを立てて、そこでゴーヤーや朝顔を育てています。これなら見た目も涼しげだし、壁を傷める心配もありません。
【実体験】巻きひげとの付き合い方——あるある失敗談
「伸び放題」にした結果、大変なことに
何年か前、私は「自然のままが一番」と考えて、庭のパッションフラワーの巻きひげを一切切らずに放置していました。「植物が好きなように育つのが健全だ」と思ったんです。ところが、その結果は悲惨でした。
巻きひげが隣のバラの株に絡みつき、しかもそのまま放置したせいで、バラの枝が締め付けられて枯れ始めたんです。さらに驚いたことに、巻きひげの一部が地面に伸びて、そこから新たな根を出して増殖。つまり、巻きひげが「第二の幹」として機能し始めたんですね。気づいたときには、庭の半分がパッションフラワーに占拠されていました。この経験から学んだのは、「放任」と「管理」は違うということ。つる性植物にはある程度の「しつけ」が必要なんです。今では、週に一度は庭を見回って、怪しい動きをしている巻きひげは迷わずカットするようにしています。
巻きひげを切るときの「黄金ルール」
「じゃあ、いつでも切っていいの?」と聞かれると、そうでもありません。巻きひげにも「切るべきタイミング」と「切るべきでないタイミング」が存在します。例えば、真夏の炎天下でバッサバッサと切ると、植物が弱ってしまうことがあります。
私が実践しているルールは以下の3つです。一つ目、切るのは朝か夕方の涼しい時間帯。これで植物へのストレスを最小限に抑えられます。二つ目、一度に全体の3分の1以上は切らない。やりすぎると光合成の効率が落ちて、実付きが悪くなります。三つ目、切る前に「この巻きひげは何のためにあるのか」を考える。支柱にしっかり絡んでいて、植物を支えているなら残す。空中でブラブラして、他の植物に向かって伸びているだけなら切る。このメリハリが、植物を元気に育てるコツです。あなたもぜひ、試してみてください。
巻きひげと病害虫——意外な関係
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巻きひげが引き起こす「思わぬトラブル」
知ってました?巻きひげはアブラムシやハダニの「高速道路」になることがあるんです。隣の株に絡みついた巻きひげを伝って、害虫がどんどん移動していく。一度発生すると、あっという間に庭中に広がります。
実際、私の友人もこれでやられました。彼の菜園では、キュウリに付いたアブラムシが、隣のトマトに伸びた巻きひげを伝ってトマトにも大発生。もともとは別々の畝で育てていたのに、巻きひげが「橋」の役割をしてしまったんです。このような被害を防ぐには、株と株の間に「距離」を保つか、定期的に絡まりそうな巻きひげをカットするのが有効です。特に、違う種類の野菜を近くで育てている場合は要注意。私は今では、隣の株に伸びそうな巻きひげを見つけたら、すぐに摘み取る習慣をつけています。
病気の原因になる「密植」のリスク
もう一つ見逃せないのが、巻きひげによる「密植状態」が病気を呼ぶこと。つる植物が絡み合うと、風通しが悪くなり、葉が重なって湿度が上がります。これが、うどんこ病や灰色かび病の温床になるんです。
特に梅雨の時期は要注意。私の家のゴーヤーカーテンも、以前は巻きひげが無秩序に絡まりすぎて、中の方の葉が黄色くなってしまいました。原因はまさに、湿度の高い環境で発生したうどんこ病。そこで、私は毎年5月から6月にかけて、「風通しチェック」を欠かさず行っています。具体的には、巻きひげが密集している部分を間引き、葉と葉の間に10cm程度の隙間を作る。これだけで病気の発生率がグッと下がります。つる性植物を育てるなら、「見た目の美しさ」だけでなく、「空気の通り道」も意識して管理するのが大切だと痛感しています。
巻きひげを活かすアイデア——取り除くだけが正解じゃない
巻きひげを「誘引」して理想の形に
「巻きひげは邪魔だから全部切る」という人もいますが、もっと賢い付き合い方があります。それが「誘引(ゆういん)」というテクニック。巻きひげが伸びてきたら、その先を目的の支柱やネットにそっと誘導してあげるんです。
例えば、あなたがアサガオを育てているとしましょう。アサガオの巻きひげは、ある程度の太さのものにしか反応しません。細い糸には絡みにくく、逆に太すぎる柱には巻き付けない。最適なのは、直径2〜5mm程度の支柱や麻ひもと言われています。私の場合は、トレリスに麻ひもを縦横に張り、その麻ひもにアサガオの巻きひげを誘導しています。すると、アサガオは自分から麻ひもに絡み始め、自然と美しいグリーンカーテンが完成します。この方法なら、巻きひげを切らずに済むので植物にも優しく、見た目も整います。まさに「win-win」の関係ですね。
あえて巻きひげを残す「メリット」
巻きひげには、植物にとっては欠かせない役割があります。それは、光合成(こうごうせい)。じつは、多くの巻きひげには葉緑体が含まれていて、光合成を行う能力があるんです。つまり、巻きひげも小さな「工場」の一部。だからこそ、必要以上に切りすぎると、植物全体のエネルギー生産量が落ちてしまいます。
例えば、私が育てているパッションフラワーは、巻きひげをほとんど切らずに育てています。その代わり、伸びる方向だけをコントロール。結果として、葉の数が少ない割に、実の付きがとても良いんです。これは、巻きひげが光合成を補っているからだと考えられます。もちろん、壁や隣の植物に絡まりそうならカットしますが、そうでなければそのままにしています。あなたがつる性植物を育てているなら、「切る」以外の選択肢として「誘導する」という方法もあることを、ぜひ覚えておいてください。植物は、あなたのちょっとした手間で、ぐんと美しく、たくましく育ってくれますよ。
巻きひげの進化的な意味——なぜ植物は「自力で立たない」道を選んだのか
他の植物に頼る「ずる賢い」生存戦略
あなたは考えたことありますか?「なぜわざわざ巻きひげなんて作って、他の植物に絡みつく必要があるんだろう」って。実はこれ、究極の省エネ戦略なんですよ。
植物が自力で背丈を伸ばすには、ものすごいエネルギーが必要です。例えば、ヒマワリが2メートルまで伸びるには、太くて丈夫な茎を作るために大量の栄養分を消費します。一方、巻きひげを持つつる性植物は、他の植物や構造物を「タダで」利用して高さを稼げる。つまり、自分の体を支えるための組織を最小限に抑え、その分を花や実の生産に回せるんです。これはまさに、「賢く生きる」ための適応と言えるでしょう。熱帯雨林のような光の奪い合いが激しい環境では、この戦略が特に有効で、多くのつる植物が独自の進化を遂げてきました。あなたがベランダで育てているゴーヤーも、そんな厳しい生存競争を勝ち抜いてきた子孫なんですよ。ちょっと誇らしく思いませんか?
巻きひげの種類による「得意分野」の違い
「巻きひげって、植物によってこんなに違うんだ」——実際に何種類ものつる植物を育ててみると、その多様性に驚かされます。代表的なものを比較してみましょう。
| 植物名 | 巻きひげのタイプ | 得意な支持対象 | 絡みつく力の強さ | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ブドウ | 茎から出るタイプ。枝分かれして何本も伸びる。 | 太めの支柱(直径5〜10mm)やトレリス。 | 非常に強い。一度巻き付くと手では外せないレベル。 | 放置すると支柱を変形させることもある。 |
| パッションフラワー | 茎から出るタイプ。一本で長く伸びる。 | 細めのワイヤーや麻ひも(直径2〜4mm)。 | 中程度。しっかり巻き付くが、ブドウほどではない。 | 切ると樹液が出るので、手袋必須。 |
| スイートピー | 葉が変化したタイプ。葉の代わりに巻きひげが出る。 | 細いネットや麻ひも(直径1〜3mm)。 | 弱め。軽いものにしか絡まない。 | 支柱が太すぎると絡みつかない。 |
| キュウリ | 茎から出るタイプ。短めで枝分かれしない。 | ネットや支柱(直径3〜5mm)。 | 中程度。風で揺れると外れやすい。 | 絡みつく力は弱いので、誘引補助が必要な場合も。 |
この表を見ると、巻きひげの性質は植物によってかなり違うことが分かります。だからこそ、育てる植物に合わせて支柱やネットを選ぶ必要があるんです。私が初めてブドウを育てた時は、細い支柱を使ってしまって、重みで支柱が曲がってしまいました。「どんな巻きひげか」を知ることは、つる植物を上手に育てる第一歩だと痛感しましたね。
巻きひげを「化学的に」取り除く方法——環境に優しい選択肢
酢と重曹を使ったナチュラル除去法
壁に絡みついた巻きひげを除去したいけど、強い薬品は使いたくない——そんなあなたに、私が実践している方法を紹介します。家庭にあるもので、環境にも植物にも優しく除去できるんです。
具体的なレシピはこうです。まず、スプレーボトルに酢(穀物酢でOK)と水を1:1で混ぜます。そこに、重曹を大さじ1杯加えてよく振ります。この混合液を、枯らしたい巻きひげに直接スプレーするだけ。酢の酸が植物の細胞を壊し、重曹が浸透を助ける効果があります。ただし、注意点が一つ。この方法は晴天の日に行ってください。雨が降ると効果が薄れるし、逆に濃すぎる液は土壌を酸性にしてしまう可能性がある。私は、この方法でアパートの壁に這ったツタを除去したことがありますが、1週間ほどでしっかり枯れて、後は手で簡単に剥がせました。強い薬品を使いたくない人には、かなりおすすめの方法です。
熱湯を使う「古典的」だけど効果的なテクニック
もう一つ、誰でもすぐに試せる方法が「熱湯」です。ただし、やり方を間違えると壁や周りの植物を傷めるので、注意が必要です。
やり方は簡単。やかんで沸かしたお湯を、バケツなどで少し冷ましてから使います(70〜80度が目安)。熱すぎるお湯を直接かけると、壁の塗装が剥がれたり、隣の植物を傷める原因に。冷ましたお湯を、除去したい巻きひげの根元部分に少しずつかけます。この熱で植物の細胞が破壊され、数日で枯れ始めます。ただし、レンガやコンクリートの壁なら問題ありませんが、モルタル壁や木製壁には使わない方が無難です。熱で表面が傷むことがあるからです。私の実家では、コンクリートの塀に這ったヘデラをこの方法で除去しました。週に2回、3週間ほど続けたら見事に枯れて、高圧洗浄機で簡単に洗い流せました。コストも手間も最小限で済むので、ぜひ試してみてください。
巻きひげの剪定に「最適な道具」と「あると便利なグッズ」
100均でも買える「おすすめツール」3選
「巻きひげを切るのに、どんな道具を使えばいいの?」ってよく聞かれます。実は、特別なものは必要ありません。100円ショップで揃うもので十分対応できます。
私が必ず使うのはこの3つ。一つ目は「先端が細く曲がった剪定バサミ」。これなら、絡まった巻きひげの間にもスッと入り込めて、狙った部分だけを切れます。二つ目は「軍手」ではなく「ゴム手袋」。巻きひげを触るときに、滑りにくくて作業がしやすい。特にパッションフラワーのような樹液が出る植物は、ゴム手袋が必須です。三つ目は「結束バンド(インシュロック)」。これは巻きひげを支柱に誘導するときに使います。巻きひげが絡みつくまでの「仮止め」として使うと、自分の思い通りの方向に誘導できる。100均で50本入りが100円で売っているので、とてもコスパがいいですよ。
プロが使う「高級剪定バサミ」の選び方
「もっと本格的にガーデニングを楽しみたい」という人には、少し投資して質の良い剪定バサミを買うことをおすすめします。数千円の差で、作業の快適さが段違いになります。
選び方のポイントは3つ。一つ目、刃の素材は「高炭素鋼」か「ステンレス」。高炭素鋼は切れ味が良く長持ちしますが、錆びやすいので手入れが必要。ステンレスは錆びにくいですが、やや切れ味が劣る。二つ目、ハンドルは「ゴムグリップ付き」を選ぶ。長時間の作業でも手が疲れにくい。三つ目、「アンビルタイプ」ではなく「バイパスタイプ」を選ぶ。バイパスタイプは刃がすれ違うように切れるので、植物を潰さずにキレイに切れるんです。私が使っているのは、約3000円の「岡恒」というメーカーの剪定バサミ。5年使っても切れ味が落ちず、本当に重宝しています。あなたも、自分の手に合う一本を見つけてみてください。きっと、ガーデニングがもっと楽しくなりますよ。
巻きひげと「家の構造」——知っておきたいリスクと対策
雨樋と屋根の「死角」に注意
「壁だけ気をつければ大丈夫」——そう思っているあなた、ちょっと待ってください。巻きひげが最もダメージを与えやすいのは、実は雨樋(あまどい)と屋根の軒先(のきさき)なんです。
実際に、知り合いのリフォーム会社の社長から聞いた話。あるお宅で、雨樋の中にツタの巻きひげが侵入して、詰まりの原因になっていたそう。さらに放置した結果、巻きひげが雨樋の継ぎ目を押し広げて、水漏れが発生。修理代はなんと20万円近くかかったと言います。また、屋根瓦の隙間から巻きひげが入り込むと、瓦が浮き上がって台風で飛ばされる危険性もある。これを防ぐには、定期的に雨樋と屋根の状態をチェックし、怪しい巻きひげを見つけたらすぐにカットするのが鉄則です。私は毎年春と秋の年2回、必ず梯子に登って確認しています。面倒に感じるかもしれませんが、後で大金を払うことを考えれば、安い手間ですよ。
基礎部分への「忍び寄る脅威」
もう一つ見落としがちなのが、家の基礎部分への影響。特に、地際(じぎわ)から這い上がってくるツタやヘデラは要注意です。
巻きひげは、コンクリートの小さなひび割れや、基礎と土の隙間に入り込んで、そこからどんどん広がっていきます。最悪の場合、基礎のひび割れを拡大させて、建物の強度に影響を及ぼす可能性もゼロではない。もちろん、ここまで深刻なケースは稀ですが、予防策として、家の周囲50cm以内にはつる性植物を植えないことをおすすめします。どうしても植えたいなら、鉢植えにして地面と直接接触しないようにする。私の家では、基礎の周りに砂利を敷いて、さらに防草シートを敷いています。これで、地際からの侵入をほぼ防げています。あなたの家でも、まずは家の周りを見回してみてください。もし、壁の下の方から伸びているツルを見つけたら、それが基礎に達する前に処理するのが賢い選択ですよ。
E.g. :「ペロ・・・これは同種の味!!」つる植物は接触化学識別(味覚 ...
【キュウリ】巻きひげから垣間見える植物の知恵 - アタマの中は花畑
蔓(つる)とひげの不思議 | Something
巻きひげ。|オフィシャルブログ - 東山動植物園 - 名古屋市
どうしてつる植物の巻きヒゲは途中から回転方向が変わるのですか ...
FAQs
Q: 巻きひげって、そもそも何のためにあるの?切っても大丈夫なの?
A: はい、巻きひげはつる性植物が高く遠くへ成長するための「命綱」です。壁や支柱に絡みついて、植物全体を支えます。私も最初は「邪魔だから切ろう」と思ったんですが、実はこれが光合成も行う大切な器官なんです。特にパッションフラワーやスイートピーは、巻きひげが第二の葉っぱとして働くので、切りすぎると成長が鈍ります。でも、家の壁に絡んでいる場合は別。壁を傷めるリスクがあるので、その時は計画的に取り除く必要があります。結論としては、「巻きひげは植物の味方だが、家の敵になることもある」ってこと。あなたの庭の状況に合わせて、賢く付き合っていくのがベストですよ。
Q: 巻きひげを取り除くべきタイミングって、具体的にどんな時?
A: これは私も何度も失敗して学んだポイントです。まず、家の外壁にツタやアイビーが這っているなら、絶対に取り除くべきです。特にモルタル壁やスタッコ壁は、巻きひげが隙間に入り込んでひび割れの原因になります。私の友人はこれを放置して、修理に10万円以上かかりましたからね。次に、家庭菜園で隣の植物に絡みついている場合も要注意。例えば、キュウリの巻きひげがトマトの茎を締め付けて、成長を止めてしまうことがあります。最後に、風通しが悪くなって病気が発生しそうな時。梅雨時期に巻きひげが密集していると、うどんこ病の温床になります。これらのサインが見えたら、遠慮なくカットしてください。ただし、一度に全体の3分の1以上は切らないのが鉄則です。
Q: 壁に絡みついた巻きひげを、安全に取り除く方法を教えて!
A: これは絶対に焦ってはいけません。私が実践している安全な手順を詳しく説明しますね。まず、生きたまま引っ張らないこと。塗装ごと剥がれて、壁がボロボロになります。正しい方法は、最初に根元をノコギリや剪定バサミで切断して、地上部分への水と栄養をストップさせるんです。次に、壁に沿って伸びているツルを、30cm四方(約12インチ×12インチ)のマス目状に縦横にカット。これはグリッド状の切り込みを入れるイメージで、乾燥を均等に進めるためのコツです。この状態で2〜4週間、完全に枯れるまで待ちます。枯れた巻きひげは茶色く縮んで、壁から自然に浮いてきます。そこでそっと手で剥がせば、壁へのダメージは最小限。もし抵抗があれば、まだ乾燥が足りない証拠です。もう1〜2週間待ってから再度試してください。
Q: 巻きひげが家の壁に与えるダメージって、具体的にどんなもの?
A: これは多くの人が軽視している問題です。巻きひげは、特にモルタルやスタッコ(左官壁)の壁に深刻なダメージを与えます。私の知り合いの家では、ツタの巻きひげがモルタルの小さなひび割れに入り込み、成長するにつれてその隙間を広げてしまいました。結果、台風の後に壁一面にひび割れが発生。修理には軽く10万円以上かかりました。レンガ壁の場合は比較的丈夫ですが、目地の部分に巻きひげが侵入すると、同じような問題が起きます。木製サイディングも、巻きひげを無理に剥がすと塗装が剥がれることが多い。だからこそ、壁に這わせるなら最初からトレリスやワイヤーなどの専用支持体を設置するのがおすすめです。私の家はモルタル壁なので、絶対にツタ類は這わせず、壁から離してゴーヤーや朝顔を育てています。
Q: 巻きひげを切らずに活かす方法って、何かある?
A: もちろんあります!「切る」だけが正解じゃないんです。私が一番おすすめするのは「誘引(ゆういん)」というテクニック。巻きひげが伸びてきたら、その先を目的の支柱やネットにそっと誘導してあげるんです。例えば、アサガオは直径2〜5mm程度の支柱や麻ひもに最も反応しやすい。私の場合は、トレリスに麻ひもを縦横に張って、アサガオの巻きひげをそこに誘導しています。すると、アサガオは自分から麻ひもに絡み始め、自然と美しいグリーンカーテンが完成します。もう一つのメリットは、巻きひげを切らずに済むので光合成の効率が落ちないこと。実は、多くの巻きひげには葉緑体が含まれていて、光合成を行っているんです。必要以上に切りすぎると、植物全体のエネルギー生産量が落ちてしまいます。ですから、「切る」以外の選択肢として「誘導する」という方法も、ぜひ試してみてください。
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